Photographic Memory

I Look at Her and Light Goes All Through Me

Photographic Memory

I Look at Her and Light Goes All Through Me

  • release date /
    2025-05-30
  • country /
    US
  • gerne /
    Alternative Rock, Bedroom Pop, Electro Pop, Emo Rap, Grunge, Indie Electronica, Nu Metal, Shoegaze, Synth Pop
Light
Dark
Soft
Heavy
Clear
Noisy
Slow
Fast
Pop
Extreme

LAを拠点とするプロデューサー/ミュージシャンMax EpsteinのプロジェクトPhotographic Memoryの2ndアルバム(Spotify準拠)。USインディレーベルdeadAir Recordsよりリリース。

Photographic Memory名義での活動は2013年に始まり、その傍らQuannnicやMilitarie Gun、Cold War Kidsなどの作品制作やライブサポートにも関わってきた。また、Wispの『Pandra』期から楽曲制作に携わり、『If Not Winter』ツアーではサポートアクトを務め、ステージ上でコラボも行うなど、多方面でその才能を発揮している。

初期はベッドルームポップやドリームポップ中心のドリーミーな作風だったが、本作ではエモ・ラップ、インディ・エレクトロニカ、ニューゲイズなど、多彩な音楽性を曲ごとに展開している。

注目曲ピックアップ

#8 “Clearly” ― ポーター・ロビンソンを思わせる清涼感あふれるエレクトロ・ポップ。

#10 “Born 7:7 (feat. Darcy Baylis) ” ― 幻想的なエレクトロニカとヘヴィシューゲイズが見事に融合。

#11 “Heartstyle (feat. Wisp) ” ― きらびやかなシンセをまとったエレクトロ色の強いダンスチューン。Wispの新たな一面が楽しめる。

#12 “Love In My Heart” ― ニューメタル〜グランジ風のヘヴィなインスト曲。KornやAlice in Chainsのようなゴリゴリしたギターが印象的。

#17 “Spill (feat. Kraus) ” 重厚なギターのサウンドウォールに淡い歌声が漂うメランコリックなヘヴィシューゲイズ。Krausらしさが発揮された名曲。本作のハイライト。

プロデュース経験で磨き上げられた越境性が発揮された意欲作。シューゲイズの新世代アーティストの一人として、Wispとあわせ今後の動向に注目したい。