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Lemondaze

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Lemondaze

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  • release date /
    2025-12-05
  • country /
    UK
  • gerne /
    Alternative Rock, Dream Pop, Grunge, Indie Rock, Noise Pop, Shoegaze, Trip Hop
Light
Dark
Soft
Heavy
Clear
Noisy
Slow
Fast
Pop
Extreme

UKケンブリッジのシューゲイズ・バンド、Lemondazeの2nd EP。

Lemondazeは、Isis de Chastelain(guitar/vocals)、Rosie Heard-Edwards(guitar/vocals)、Finn Fox(drums)、Jonty Freeman(bass)からなる4人組で、デビューEP『Celestial Bodies』から4年ぶりの新作となる。

初期と比べ、本作ではポストロックのスケール感と近年のヘヴィシューゲイズの文脈を吸収した重厚なテクスチャーが増強。一方で、Slowdiveを連想させる繊細さと幽玄さは健在で、不穏なトーンを織り交ぜた幻想的なムードが全編を包み込む。

オープナーの#1 "polari"は、CurveやSPC ECO、近年のJust Mustardを連想させる作風で、エネルギッシュなリズムにエレクトロニックなフレーバーが重なり、重厚なギターテクスチャーと壊れそうなほど儚いボーカルの対比がシューゲイズの本質を捉えている。

続く#2 "c=bain"は、スロウコア/ポストロック調のゆったりとした展開に、クリーントーンのギターと神秘的なボーカルが揺れる。天使の存在を問いかける歌詞が荘厳な雰囲気を引き立て、リスナーを幻想の世界へ誘ってくれる。バンドの新境地を感じさせる一曲だ。

#3 "o(type)"は、グランジゲイズへの接近を匂わせる重厚なサウンド。静寂と轟音のコントラストが緊張感を生み、Wispを思わせる幻想美が楽曲に深い陰影を与えている。

#4 "gravemind"では、静寂と激動を織り交ぜた構成にエレクトロニックなアレンジも顔をのぞかせる。バンド自身もお気に入りに挙げる一曲であり、Lemondazeの自然な成長を象徴するナンバーといえる。

クローザーの#5 "terra"は、静と動の合間に激しく歪むギターと蜃気楼のようなボーカルが交錯し、ダイナミックな構成で大きな解放感をもたらす。ほろ苦く切ないサビが強い感傷を刻みつけ、ラストに相応しい余韻を残している。

90年代シューゲイズに軸足を置きながら、重厚なテクスチャーと没入感を強化し、UKらしい湿り気を帯びた叙情で染め上げた鮮烈な復活劇。UKシューゲイズの本流が今なお持つ幻想性と底力を、改めて印象づける一作だ。