
Seasurfer
Electronic Monsters
Seasurfer
Electronic Monsters
- release date /2025-05-30
- country /Germany
- gerne /Darkwave, Electro Pop, Gothic, Post-Punk, Shoegaze, Synth Pop
ドイツ・ハンブルク出身のドリームパンク/シューゲイザー・デュオ、Seasurferの4thアルバム。
2013年にDirk Knightを中心にハンブルクで結成されたSeasurferは、初期2作ではドリームポップ/シューゲイズを軸にした夢幻的なウォール・オブ・サウンドを展開していた。しかし、3rdアルバム以降はエレクトロニックなアプローチを強め、本作でもその流れをさらに推し進めている。ミニマルなエレクトロニック・ビート、オーガニックなシンセサイザーのテクスチャー、深いリバーブをまとったギターが重なり合い、ドリームポップ、シューゲイズ、ダークウェイヴ、ポストパンクを横断しながら、80年代の空気感を漂わせる。
ボーカルは前作『Zombies』に続きApoloniaが担当。美しい歌声がアルバム全体を淡い霧のように包み込み、デヴィッド・リンチ作品を連想させる神秘的かつ退廃的なムードを生み出している。
中でも印象的なのは、#3 “Get Burned”だ。ポストパンク由来の力強いグルーヴが際立ち、踊るには最適なトラックだ。#8 “The Short Term Effect”は、彼らが敬愛するThe Cureのカバー。浮遊感を帯びたエレクトロニック・アレンジによって、原曲の陰影を保ちながらも、Seasurfer独自のサウンドへと落とし込んでいる。Cocteau Twins、The Cure、Drab Majestyなどを好むリスナーは要注目の作品だ。
2026年には数年ぶりにライブ活動を再開。来日経験のあるBuzz Kullとの交流の深さを踏まえると(『Zombies』のカバーアートでApoloniaがBuzz KullのTシャツを着用している)、HANDS AND MOMENT周辺との接点を含め、来日にも期待がかる。
