
Leonov
Shape of Ash
Leonov
Shape of Ash
- release date /2025-07-04
- country /Norway
- gerne /Doomgaze, Folk, Post-Metal, Post-Rock, Progressive
ノルウェーのドゥームメタル/ポストメタル・バンド、Leonovの1st EP。ポストメタル界の名門Pelagic Records移籍後初のリリースとなる。
Leonovは2010年にノルウェー・オスロで結成。バンド名は初めて宇宙遊泳を行った宇宙飛行士Alexei Leonovに由来する。これまでに3枚のアルバムを発表し、重厚で退廃的なサウンドと幽玄なボーカルを融合した独自の音楽性で、暗黒ドゥーム愛好家から支持を集めてきた。現在の編成はTåran Reindal(vocals & organ)、Rune Gilje(guitars)、Ole Jørgen Reindal(guitars)、Morten Kjelling(bass)、Jon-Vetle Lunden(drums)の5名。
本作には、無力感や不安、葛藤、そしてその先にある解放をテーマとした4曲を収録。#1 “Samarian”は揺らぐようなリズムから始まり、徐々にヘヴィなギターの洪水へと飲み込まれていく。#2 “Auld Ashok”は、粘り気のあるギターリフに幽玄なボーカルが浮遊する瞑想的ナンバー。#3 “Bygg en Menneskekropp”では、ゆったりとしたメランコリックな曲調で、ノルウェーのフォーク・シンガー、Syvert Feedとの掛け合いを軸に展開。物語のワンシーンのようなひと幕を演出する。
ラストの#4 “Shape of Ash”は、不穏なギターの反復とトライバルなドラムが絡み合い、徐々に噴出していくノイズと熱を帯びたボーカルが高揚感をもたらす。最後に解放的なクライマックスへと至る展開は、シャーマンの儀式を楽曲へ落とし込んだかのようだ。本作の中でも、最もシューゲイズ色が濃く現れた一曲となっている。
4曲23分というコンパクトさながら、美しさと重さのバランスに優れた好作。Pelagic Records移籍後の新たな一歩として、今後の飛躍を期待させるに十分な内容だ。
FvneralsやKing Woman、Chelsea Wolfeのファンはぜひチェックしてほしい。
