shedfromthebody - everything out there has teeth

Shedfromthebody

Everything Out There Has Teeth

Shedfromthebody

Everything Out There Has Teeth

  • release date /
    2025-10-23
  • country /
    Finland
  • gerne /
    Doomgaze, Drone, Folk, Gothic Metal, Post-Metal
Light
Dark
Soft
Heavy
Clear
Noisy
Slow
Fast
Pop
Extreme

フィンランドのドゥームゲイズ・プロジェクト、Shedfromthebodyの5thアルバム。

Shedfromthebodyは、フィンランド出身のSuvi Savikkoによるソロプロジェクト。ヴィジュアルアートをルーツに持ち、音楽制作のみならずアートワークやミュージックビデオまで自ら手掛けるDIYアーティストだ。2018年のデビュー以来、ゴシック、ダークウェイヴ、シューゲイズ、ドゥームメタルを横断するダークなサウンドに、北欧フォーク由来の神秘的なメロディを溶け込ませた独自のスタイルを築いてきた。

前作『Whisper and Wane』が北欧フォーク色を強め、催眠的な世界観を描いていたのに対し、本作ではさらにヘヴィかつダークな方向へ進化。プログレッシブなリズムワークも強化され、幻惑的なグルーヴと重苦しい緊張感が全編を覆っている。

#1 “Crossing”は、地を揺るがすような重苦しいドラムとともにダークフォーク風に進行する。静寂の合間に浮かび上がる歌声が一筋の光にように輝くも、再び重々しいギターによって闇に閉ざされる。#3 “Nature's Weapons”は、不穏な5拍子のリズムと禍々しいリフ、吐き捨てるような濁声ボーカルの組み合わせで新境地を提示。濁流のようにうねる展開の中で、静謐なクリーンボーカルが束の間の安らぎをもたらす。

神秘性を保ちながらも、闇の深層へ踏み込み、新たな暗黒神話を築き上げた一作。前作と甲乙つけがたい完成度だが、よりダークなサウンドを求めるリスナーには本作をおすすめしたい。特にDead Can Dance、Chelsea Wolfe、Ethel Cainなどのファンはぜひチェックしてほしい。