
terraplana
natural
terraplana
natural
- release date /2025-03-11
- country /Brazil
- gerne /Alternative Rock, Dream Pop, Grunge, Indie Rock, Noise Pop, Psychedelic Rock, Shoegaze
ブラジルのクリチバを拠点とするシューゲイザー・バンド、terraplanaの2ndアルバム。
Twitterでの出会いをきっかけにStephani Heuczuk(Ba/Vo)とVinícius Lourenço(Gt/Vo)を中心に2017年に結成。現在はCassiano Kruchelski(Gt/Vo)とWendeu Silverio(Dr)を加えた4人編成で活動している。
前作『Olhar Pra Trás』は、シューゲイズ/ポストロック由来の轟音と柔らかなボーカルの対比が特徴で、南米のSlowdiveとも評される内省的な幻想美が魅力だった。今作『natural』では、ツインボーカルの比重に変化が見られ、ソロパートが増えたことで構成にメリハリが生まれている。さらに、ややポストロックを離れ、90年代グランジ風のギターワークが多くフィーチャーされているのも特徴だ。
その変化を象徴するのが、#3 “charlie”だ。Nirvana風のリフで幕を開け、そこに淡く繊細なメロディが重なる。ツインボーカルがなめらかに溶け合い、ポルトガル語の響きがどこか異国的な響きを演出することで、独自のスタイルを確立させている。 #4 “hear a whisper (feat. Winter)”での、軽快に跳ねるリズムと、英語とポルトガル語が混在するボーカルも新境地を感じさせる。
2023年にDeafheavenブラジル公演のOAを務め、2025年にはSXSW出演とアメリカツアーを実施。2026年にはUSの新興シューゲイズ・フェスslide away(Hum、Nothing、Chapterhouseがヘッドライナー)のLA公演への参加も決定した。ヨーロッパツアーも控えるなど、国際的な評価は着実に高まりつつある。目覚ましい成長を遂げているブラジル産シューゲイズの現在地を知る上で、『natural』は最良の入門編となるだろう。
