
OVERSIZE
Vital Signs
OVERSIZE
Vital Signs
- release date /2025-02-28
- country /UK
- gerne /Alternative Rock, Emo, Grunge, Nu Gaze, Shoegaze
UK南西イングランド出身のシューゲイズ・バンド、OVERSIZEによる1stアルバム。LoatheやPaleduskらを擁するSharpTone Recordsよりリリース。
制作時のメンバーは以下の通り。
- Sam Shutler(ドラム)
- Sam McCauley(ボーカル)
- George Lewis(ベース)
- Tazz Edwards(ギター)
- Lewis Lennane‑Emm(ギター)
EP2作を経てリリースされた本作のテーマは「喪失の悲しみとその受容」で、Sam McCauleyが母親を亡くした体験が元になっています。
90年代オルタナティブ・ロックやエモ、グランジの要素を取り込んだヘヴィなサウンドが彼らの醍醐味。SwervedriverやCatherine Wheelを思わせる轟音ギターを継承しつつ、本作ではよりアトモスフェリックで内省的なサウンドへとシフトしています。
#1 “Stalling”でしっとりと幕を開け、#2 “Are You With Me?”ではヘヴィなバッキングとメロディアスなリードギターで一気に盛り上げる。続く#3 “Fall Apart”はぐっとメランコリックな仕上がりで、アルバムに奥行きを生み出しています。
#4 “Something Clean”は、儚い旋律からシャウトとドラム連打によるドラマティックな展開へと雪崩れ込む構成が秀逸。#8 “Salt”(Heavenwardsとのコラボ)では深いリバーブが加わり、UKらしい陰影を帯びたムードを演出。
どの曲にもしっかり個性があり、緩急の起伏も備えているため、アルバムを通してダレずに聴けるのも高ポイント。
激戦区のヘヴィシューゲイズ界でも確かな存在感を放つ会心のデビュー作。Split ChainやLeaving Timeが好きな人はぜひ。